中東呼吸器症候群、サウジで新たに1人死亡 世界全体の死者31人に
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【6月8日 AFP】世界保健機関(World Health Organization、WHO)は7日、サウジアラビアで中東呼吸器症候群(Middle East Respiratory Syndrome、MERS)を発症していた男性1人が死亡し、この病気による世界全体の死者は31人になったと発表した。
新たに死亡したのは同国東部アフサー(Al-Ahsaa)に住む83歳の男性で、先月27日に中東呼吸器症候群を発症し、同月31日に亡くなったという。今年4月には、同じ地域の医療機関で、中東呼吸器症候群の原因となるマーズコロナウイルスの集団感染が発生している。
WHOによると、サウジアラビアでこれまでにマーズコロナウイルスへの感染が確認されたのは41人で、うち26人が死亡している。2012年9月から現在までに検査機関などで確認されWHOに報告された感染者の数は世界全体で55人となっている。
「新型コロナウイルス」と呼ばれていたこのウイルスは先月、感染者が中東地域に集中していることから、「中東呼吸器症候群」ウイルス(マーズコロナウイルス)と命名された。(c)AFP
新たに死亡したのは同国東部アフサー(Al-Ahsaa)に住む83歳の男性で、先月27日に中東呼吸器症候群を発症し、同月31日に亡くなったという。今年4月には、同じ地域の医療機関で、中東呼吸器症候群の原因となるマーズコロナウイルスの集団感染が発生している。
WHOによると、サウジアラビアでこれまでにマーズコロナウイルスへの感染が確認されたのは41人で、うち26人が死亡している。2012年9月から現在までに検査機関などで確認されWHOに報告された感染者の数は世界全体で55人となっている。
「新型コロナウイルス」と呼ばれていたこのウイルスは先月、感染者が中東地域に集中していることから、「中東呼吸器症候群」ウイルス(マーズコロナウイルス)と命名された。(c)AFP