EU、飲酒衝動を抑制する医薬品の販売を認可
このニュースをシェア
【3月2日 AFP】欧州連合(EU)は先ごろ、飲酒衝動を抑制する医薬品「セリンクロ(Selincro)」の販売を許可した。セリンクロを製造するデンマークの製薬会社、ルンドベック(Lundbeck)が28日に明らかにした。
ルンドベックによると、 フィンランドのビオティエ・セラピーズ(Biotie Therapies)が開発したセリンクロをアルコール依存症の患者に6か月間にわたって投与したところ、患者はアルコールの消費量を約60%減らすことができた。これは「1日当たりボトル1本分のワイン」に相当するという。ビオティエからセリンクロの製造ライセンスを受けたルンドベックは、今年半ばまでの販売開始を目指している。
セリンクロは主に、大量に飲酒する成人(1日当たり男性で60グラム、女性で40グラムを超えるアルコールを摂取する人)で身体的な離脱症状(いわゆる禁断症状)が出ていない人、または解毒を必要としない人のアルコール依存の軽減を目的としている。(c)AFP
ルンドベックによると、 フィンランドのビオティエ・セラピーズ(Biotie Therapies)が開発したセリンクロをアルコール依存症の患者に6か月間にわたって投与したところ、患者はアルコールの消費量を約60%減らすことができた。これは「1日当たりボトル1本分のワイン」に相当するという。ビオティエからセリンクロの製造ライセンスを受けたルンドベックは、今年半ばまでの販売開始を目指している。
セリンクロは主に、大量に飲酒する成人(1日当たり男性で60グラム、女性で40グラムを超えるアルコールを摂取する人)で身体的な離脱症状(いわゆる禁断症状)が出ていない人、または解毒を必要としない人のアルコール依存の軽減を目的としている。(c)AFP