米「心臓発作グリル」常連客に新たな犠牲者?店の前で心臓発作
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【2月18日 AFP】米ラスベガス(Las Vegas)のハンバーガー店「ハートアタック・グリル(Heart Attack Grill、心臓発作グリル)」が、「そのためなら死ぬ価値がある」と誇る「動脈が詰まるような」ハンバーガーで、新たな犠牲者が出たのかもしれない。
地元紙ラスベガス・サン(Las Vegas Sun)によると、「店の顔」だったジョン・アレマン(John Alleman)さん(52)は店の前でバスを待っていた時に心臓発作を起こし、発作を起こしてから3日後に生命維持装置を取り外された。警備員として働いていたアレマンさんは店のメニューや商品を飾るイラストのモデルにもなった人物だった。
2011年には、ハートアタック・グリルの「非公式の広報担当」で体重約260キログラムだったブレア・リバー(Blair River)さん(当時29)がインフルエンザに併発した肺炎で死亡していた。
■「本当に大切な顧客だった」
「前任」のリバーさんとは異なり、アレマンさんは体重約82キロと比較的スリムな体型だった。店主のジョン・バッソ(Jon Basso)氏は「ものすごく年を取っていたり太っていたりしていなくて、まだ30代や40代でも心臓発作で死ぬことはある」と話し、アレマンさんの死は心臓発作は誰にでも起こり得ることの証明だと語った。
サン紙はまた、常連客の中には心臓の不調など慢性的な病気を抱える人がいるものの、この店で頻繁に食事をすることがそうした病気の直接的な原因なのかを明らかにすることは不可能だと伝えた。
アレマンさんの死についてバッソ氏は、「1つの警鐘」だとしながらも、「フラットライナー・フライズ(死亡患者のフライドポテト)」や、一食9982キロカロリーで「世界一高カロリー」の食事と宣伝している有名な「クアドロプル・バイパス・バーガー(4重心臓バイパスバーガー)」などの提供は、客の注文がある限り続けると明言した。
サン紙によると、アレマンさんの両親は2人とも50代のうちに心臓発作で死亡していた。こうした家族の病歴にもかかわらず、よく来店していたアレマンさんは本当に大切な顧客だったとバッソ氏は振り返る。「1日も欠かさず店に来てくれていた。クリスマスにもね」。(c)AFP
地元紙ラスベガス・サン(Las Vegas Sun)によると、「店の顔」だったジョン・アレマン(John Alleman)さん(52)は店の前でバスを待っていた時に心臓発作を起こし、発作を起こしてから3日後に生命維持装置を取り外された。警備員として働いていたアレマンさんは店のメニューや商品を飾るイラストのモデルにもなった人物だった。
2011年には、ハートアタック・グリルの「非公式の広報担当」で体重約260キログラムだったブレア・リバー(Blair River)さん(当時29)がインフルエンザに併発した肺炎で死亡していた。
■「本当に大切な顧客だった」
「前任」のリバーさんとは異なり、アレマンさんは体重約82キロと比較的スリムな体型だった。店主のジョン・バッソ(Jon Basso)氏は「ものすごく年を取っていたり太っていたりしていなくて、まだ30代や40代でも心臓発作で死ぬことはある」と話し、アレマンさんの死は心臓発作は誰にでも起こり得ることの証明だと語った。
サン紙はまた、常連客の中には心臓の不調など慢性的な病気を抱える人がいるものの、この店で頻繁に食事をすることがそうした病気の直接的な原因なのかを明らかにすることは不可能だと伝えた。
アレマンさんの死についてバッソ氏は、「1つの警鐘」だとしながらも、「フラットライナー・フライズ(死亡患者のフライドポテト)」や、一食9982キロカロリーで「世界一高カロリー」の食事と宣伝している有名な「クアドロプル・バイパス・バーガー(4重心臓バイパスバーガー)」などの提供は、客の注文がある限り続けると明言した。
サン紙によると、アレマンさんの両親は2人とも50代のうちに心臓発作で死亡していた。こうした家族の病歴にもかかわらず、よく来店していたアレマンさんは本当に大切な顧客だったとバッソ氏は振り返る。「1日も欠かさず店に来てくれていた。クリスマスにもね」。(c)AFP