米国の若者、HIV感染後も60%が気付かず 調査結果
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【11月28日 AFP】米国で新たにヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染した人の25%以上が13~24歳の若者で、そのうち60%が自らの感染に気付いていないことが、米疾病対策センター(Centers for Disease Control and Prevention、CDC)が27日に発表した調査結果で明らかになった。
2010年にHIVに感染した若者は約1万2200人。若い世代では同性愛あるいはバイセクシュアル(両性愛者)の男性と、アフリカ系の若者の感染が最も多かった。
また、定期的な検査が推奨されているにもかかわらず、実際にHIV検査を受けたことがあるのは高校生のわずか13%、18~24歳の35%にとどまっていた。
CDCは、治療プログラムを受ければウイルスを抑制して健康を維持するとともに、感染拡大の危険を減らせるとしているが、検査を受ける人が少ないために治療プログラムを受ける若者が非常に少なくなっていると指摘する。
CDCの推定によると、米国では毎年約5万人が新たにHIVに感染し、米国のHIV感染者110万人のうち7%程度が若者だとされている。(c)AFP
2010年にHIVに感染した若者は約1万2200人。若い世代では同性愛あるいはバイセクシュアル(両性愛者)の男性と、アフリカ系の若者の感染が最も多かった。
また、定期的な検査が推奨されているにもかかわらず、実際にHIV検査を受けたことがあるのは高校生のわずか13%、18~24歳の35%にとどまっていた。
CDCは、治療プログラムを受ければウイルスを抑制して健康を維持するとともに、感染拡大の危険を減らせるとしているが、検査を受ける人が少ないために治療プログラムを受ける若者が非常に少なくなっていると指摘する。
CDCの推定によると、米国では毎年約5万人が新たにHIVに感染し、米国のHIV感染者110万人のうち7%程度が若者だとされている。(c)AFP