【8月11日 Relaxnews】美容テクニックの世界は、表面的な美しさを追求するだけにとどまりがちだ。だが、米国でがんと闘う12歳の少女、タリア・ジョイ・カステラーノ(Talia Joy Castellano)さん(12)が「ユーチューブ(YouTube)」に投稿した見事なメーキャップレッスン画像や闘病生活に関する勇気あるコメントは、10万人を超えるフォロワーたちに感銘を与えている。

 カステラーノさんがユーチューブにメーキャップレッスンの動画を投稿し始めたのは1年も前のことだ。だが、今週になってメディアも大きく注目するようになった。

 カステラーノさんは7日に投稿したビデオメッセージの中で、医師から2種類のがんが見つかったと告げられ、骨髄移植を受けるか否かの難しい判断に直面していることを告白している。さらに、自分と同じようにがんとの闘病生活を送る人々に向けて、髪が抜けたり眉毛が薄くなった顔を美しく見せるメーキャップテクを披露。カリスマ的な個性を発揮して、まぶたを紅白のしま模様キャンディに見立てたアイメークや3Dネイルなどの美容テクニックを伝授している。

 自身のユーチューブチャンネルで、カステラーノさんは「かつらはつけたくない。だからメークをするの。楽しいし内面がきれいになれるから。多分、外側もね」と語っている。

 これらのメーキャップテクニックは、カステラーノさんのユーチューブチャンネル「http://www.youtube.com/user/taliajoy18」で見ることができる。(c)Relaxnews/AFPBB News