世界のがん発症数、2030年までに75%増 IARC研究
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【6月1日 AFP】世界のがん発症数は人口動態や生活習慣などの要因によって2030年までに現在よりも75%近く増えると予測した研究論文が1日、英医学誌「ランセット・オンコロジー(Lancet Oncology)」に掲載された。
仏リヨン(Lyon)に拠点を置く国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer、IARC)のフレディー・ブレイ(Freddie Bray)氏が率いる研究チームの論文によると、2008年に新たに報告されたがん発症例は1270万件だったが、2030年には2220万件に増加する見通し。このうち90%は貧困国で発症するものだという。
多くの国で、感染によるがんの罹患率は低下しているが、代わって大腸がん、直腸がん、乳がん、前立腺がんなど欧米風の食生活に関連したがんが増えている。
研究は、世界184か国のがん症例統計をまとめたIARCのデータベース「GLOBOCAN」を用いた。(c)AFP
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多くの国で、感染によるがんの罹患率は低下しているが、代わって大腸がん、直腸がん、乳がん、前立腺がんなど欧米風の食生活に関連したがんが増えている。
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