幸せになりたいならジャンクフードは控えめに、カナダ研究
このニュースをシェア
【5月31日 Relaxnews】ふさぎ込んだりイライラしたり、ストレスを感じているなら、ドーナツやピザは我慢して脂肪分の多い食事に潔くさよならしよう。
カナダ・モントリオール(Montreal)の研究チームが前週、英医学誌「国際肥満ジャーナル(International Journal of Obesity)」に発表した研究によると、脂質の多い食品は肥満や2型糖尿病、心血管系疾患などの原因となるだけでなく、非合法ドラッグと同類の化学反応を示すことが証明された。たとえばフライドチキンを食べると瞬時に満足感と高揚感が得られるものの、最終的には気分が落ち込み、不安を感じるという。
研究では高脂肪の餌を与えたマウスに、開けた場所を避けたり、わなにかかっても逃げようとしないなど、不安障害やうつに相当する症状が現れた。
また、脳に生理的な変化が起きることも明らかになった。高脂肪の餌を与えたマウスではストレスと関連するホルモンのコルチコステロンの分泌量が増えたほか、うつ症状を悪化させるとみられている結合タンパク質CREBが活性化していた。(c)Relaxnews/AFPBB News