30歳未満の米国人、大半が日焼けは「健康的」と回答 米調査
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【5月29日 Relaxnews】日焼けによる肌のダメージや皮膚がんの急増について警鐘が鳴らされているにもかかわらず、30歳未満の米国成人の過半数が日焼けは健康的だと信じていることが、米国皮膚科学会(American Academy of Dermatology)が前週発表したオンライン調査結果で明らかになった。
その根拠は、「日焼けした肌は魅力的」「日光浴は健康に良い」といった考えに基づくものだった。
全米の18歳から29歳までの1151人を対象とした同調査では、58%が日焼けした方が魅力的に見えると答え、71%が日光浴は健康に良いと考えていた。
前年に日焼けマシンやローションを使ったり、日光浴をしたり、タンニングスプレーを購入したとの回答は約40%だった。また、回答者の4分の1が日光浴がしわの原因になるかどうか分からないと答えた。
皮膚科医のゾー・ドレーロス(Zoe Draelos)氏は調査結果発表文のなかで、「今回の調査結果から、年齢が日焼けに大きく関係することが分かった。30歳未満の人々は、日焼けマシンや日光浴に親しむ傾向がより強い」と述べ、「究極的には、(日焼けで)肌の色を変えようとする行為は自滅的な行為だ。日焼けマシンの光であれ太陽光であれ紫外線はしわや皮膚の早期老化を招くうえ、皮膚がんを発症する可能性さえある」と警告している。(c)Relaxnews/AFPBB News
その根拠は、「日焼けした肌は魅力的」「日光浴は健康に良い」といった考えに基づくものだった。
全米の18歳から29歳までの1151人を対象とした同調査では、58%が日焼けした方が魅力的に見えると答え、71%が日光浴は健康に良いと考えていた。
前年に日焼けマシンやローションを使ったり、日光浴をしたり、タンニングスプレーを購入したとの回答は約40%だった。また、回答者の4分の1が日光浴がしわの原因になるかどうか分からないと答えた。
皮膚科医のゾー・ドレーロス(Zoe Draelos)氏は調査結果発表文のなかで、「今回の調査結果から、年齢が日焼けに大きく関係することが分かった。30歳未満の人々は、日焼けマシンや日光浴に親しむ傾向がより強い」と述べ、「究極的には、(日焼けで)肌の色を変えようとする行為は自滅的な行為だ。日焼けマシンの光であれ太陽光であれ紫外線はしわや皮膚の早期老化を招くうえ、皮膚がんを発症する可能性さえある」と警告している。(c)Relaxnews/AFPBB News