【5月24日 AFP】公衆トイレ内に飛んでいても許容されるハエの数は2匹まで――。汚さで悪名高い公衆トイレの浄化に必死な中国・北京(Beijing)市当局がこのほど、こんな新規則を導入した。

 23日の地元大衆紙、新京報(Beijing News)によると、この風変わりな規則の適用対象は北京市内の公園、駅、空港、病院、ショッピングセンター、スーパーマーケット内のトイレ。北京のイメージ向上を管轄する市委員会からはほかにも、公衆トイレの便器内に尿や水をためっぱなしにしない、ごみ箱をごみであふれさせないといった、ごく一般的な要求も出されている。

 違反した場合には罰則があるのか、あるならばどのような罰則なのかは不明。

 北京では2008年の北京五輪前など、これまでにも幾度か公衆トイレの浄化キャンペーンを実施している。(c)AFP