インドネシア・バリ島のタトゥーでHIV感染の疑い、豪州当局が発表
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【12月26日 AFP】豪ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州保健省は23日、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染が確認された住民の1人について、インドネシア・バリ(Bali)島でタトゥーを施した際に感染した可能性があると発表した。
州保健省は「すべての証拠から、この人物が最近バリ島で入れたタトゥーを入れた際に感染したものと判断できる」と声明を発表し、同様にバリ島で最近タトゥーを入れた人は、HIVや血液感染症のウイルス検査を受けるべきだと勧告した。一方、この感染者に関する身元など詳細情報は明らかにしなかった。
州保健省感染症対策部門のポール・アームストロング(Paul Armstrong)主任は「この種の施術を外国で行うことは、現実的に非常に高い健康リスクを伴うことを示す事例だ」と指摘している。
さらに州保健省は、感染リスクはタトゥーだけではなくボディーピアスの場合にもあり、HIVの他にもB型・C型肝炎や細菌感染などに身体をさらすことになると警告した。
インドネシアでは2010年、バリ島でエイズ(AIDS)発症やHIV感染の事例が急増した。売春をしている女性の4人に1人についてHIV陽性が報告され、HIV感染件数は前年から19%増となった。(c)AFP
州保健省は「すべての証拠から、この人物が最近バリ島で入れたタトゥーを入れた際に感染したものと判断できる」と声明を発表し、同様にバリ島で最近タトゥーを入れた人は、HIVや血液感染症のウイルス検査を受けるべきだと勧告した。一方、この感染者に関する身元など詳細情報は明らかにしなかった。
州保健省感染症対策部門のポール・アームストロング(Paul Armstrong)主任は「この種の施術を外国で行うことは、現実的に非常に高い健康リスクを伴うことを示す事例だ」と指摘している。
さらに州保健省は、感染リスクはタトゥーだけではなくボディーピアスの場合にもあり、HIVの他にもB型・C型肝炎や細菌感染などに身体をさらすことになると警告した。
インドネシアでは2010年、バリ島でエイズ(AIDS)発症やHIV感染の事例が急増した。売春をしている女性の4人に1人についてHIV陽性が報告され、HIV感染件数は前年から19%増となった。(c)AFP