【7月28日 AFP】宮城県産の肉牛6頭から国の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されたことを受け、日本政府は28日、宮城県全域の肉牛の出荷停止を県知事に指示した。枝野幸男(Yukio Edano)官房長官が記者会見で発表した。

 肉牛の出荷停止は福島県に次ぎ2例目。枝野官房長官は「引き続き安全性の観点から情報収集と調査をしっかりと進め、必要があれば対応する」と述べ、2県以外にも出荷停止を拡大する可能性があるとの認識を示した。(c)AFP