欧州の大腸菌感染源、名指しされたエジプトが否定
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【7月7日 AFP】エジプト農務省は6日、ドイツを中心に50人が死亡した腸管出血性大腸菌(EHEC)の感染源がエジプト産の香辛料の種子だと指摘されたことを受け、疑惑を否定する声明を出した。
欧州食品安全機関(European Food Safety Authority、EFSA)は5日、ドイツがエジプトから輸入し、その後各地に流通した「フェヌグリーク(コロハ)」と呼ばれる香辛料の種子15トンが感染源の可能性が高いと発表。その後に輸入された種子も感染源の疑いがあると指摘したため、欧州連合(EU)はエジプトからの種子と豆の輸入を全面的に禁止する措置に踏み切った。
これについてエジプト農務省は、感染源とされたのは2009年11月に輸出された乾燥種子であり、バクテリアがそれほど長く生きていられるはずはないと反論。「フェヌグリークが感染源と疑われるのであれば、再包装など作業工程か、発芽で使用された水に原因があるのではないか」と指摘した。(c)AFP
【関連記事】大腸菌、感染源はエジプト産香辛料か 欧州食品安全機関
欧州食品安全機関(European Food Safety Authority、EFSA)は5日、ドイツがエジプトから輸入し、その後各地に流通した「フェヌグリーク(コロハ)」と呼ばれる香辛料の種子15トンが感染源の可能性が高いと発表。その後に輸入された種子も感染源の疑いがあると指摘したため、欧州連合(EU)はエジプトからの種子と豆の輸入を全面的に禁止する措置に踏み切った。
これについてエジプト農務省は、感染源とされたのは2009年11月に輸出された乾燥種子であり、バクテリアがそれほど長く生きていられるはずはないと反論。「フェヌグリークが感染源と疑われるのであれば、再包装など作業工程か、発芽で使用された水に原因があるのではないか」と指摘した。(c)AFP
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