米国人に多い運動は「食事の支度」、米研究
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【9月17日 AFP】減量して健康的な生活を送るために運動を心がけている米国人はほんのわずかで、体を動かすといっても「食事の支度」程度である場合が多いとする研究結果が、15日発行の医学誌『American Journal of Preventive Medicine(米予防医学ジャーナル)』10月号に掲載された。
米ペニントン生物医学研究センター(Pennington Biomedical Research Center)の研究チームは、2003~08年に全国約8万人に実施された「過去24時間に行った活動」に関するアンケート調査の結果を分析した。
いちばん多かった活動内容は「飲食」で、回答者の95%以上が挙げた。次に多かったのは「テレビまたは映画鑑賞」で約80%だった。
体を動かす活動で最も多かったのは「食事や飲み物の支度」の25.7%、次いで「ガーデニングや芝刈り」の10.6%だった。ランニングなど強度の高い運動を挙げたのはわずか5.07%だった。
■運動と肥満に相関性
同誌9月号には、米国人の平均寿命と健康的な生活を送れる年数は、成人の肥満率上昇に伴い減少傾向にあるとの研究結果が発表された。
米国の肥満率は1993年には14%だったのが、その後16年間で27%となり、90%も上昇したという。運動不足など修正可能なライフスタイルの要素と肥満率上昇の間に強い相関性があることが明らかになったとしている。(c)AFP
米ペニントン生物医学研究センター(Pennington Biomedical Research Center)の研究チームは、2003~08年に全国約8万人に実施された「過去24時間に行った活動」に関するアンケート調査の結果を分析した。
いちばん多かった活動内容は「飲食」で、回答者の95%以上が挙げた。次に多かったのは「テレビまたは映画鑑賞」で約80%だった。
体を動かす活動で最も多かったのは「食事や飲み物の支度」の25.7%、次いで「ガーデニングや芝刈り」の10.6%だった。ランニングなど強度の高い運動を挙げたのはわずか5.07%だった。
■運動と肥満に相関性
同誌9月号には、米国人の平均寿命と健康的な生活を送れる年数は、成人の肥満率上昇に伴い減少傾向にあるとの研究結果が発表された。
米国の肥満率は1993年には14%だったのが、その後16年間で27%となり、90%も上昇したという。運動不足など修正可能なライフスタイルの要素と肥満率上昇の間に強い相関性があることが明らかになったとしている。(c)AFP