エイズワクチン実現に前進、ウイルスの9割無力化する抗体発見
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【7月9日 AFP】米国立アレルギー感染症研究所(National Institute of Allergy and Infectious Diseases、NIAID)などの研究チームは、エイズ(HIV/AIDS)ウイルスの9割以上を無力化できる抗体を2個発見したと、9日の米科学誌サイエンス(Science)で発表した。
この抗体は「VRCO1」と「VRCO2」で、HIV株のヒト細胞への感染を防ぐ。研究チームはHIV感染者から採取された血液を調べ、2つの抗体を特定するとともに、防御する仕組みも解明した。エイズワクチンやその他の病気の抗体療法への応用が期待される。(c)AFP
この抗体は「VRCO1」と「VRCO2」で、HIV株のヒト細胞への感染を防ぐ。研究チームはHIV感染者から採取された血液を調べ、2つの抗体を特定するとともに、防御する仕組みも解明した。エイズワクチンやその他の病気の抗体療法への応用が期待される。(c)AFP