エイズ関連諸団体がFIFAを批判、南アフリカ
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【6月6日 AFP】2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)が行われる南アフリカのエイズ関連民間団体が3日、エイズ対策を怠っているとして国際サッカー連盟(FIFA)を批判した。
エイズ・コンソーシアム(AIDS Consortium)や南部アフリカHIV臨床医協会(Southern African HIV Clinicians Society)など複数の団体は声明を発表し、「FIFAはこれまで、関係団体によるHIVや健康に関する情報発信を許可していないし、スタジアムやイベント会場でコンドームを配ることについても、書面では確認していない」と指摘し、FIFAには地元団体と協力してHIVの感染拡大に取り組む「道徳的責任」があると主張した。
南アフリカでは人口約4800万人のうち570万人がHIVに感染しており、11日に開幕するW杯期間中にさらに感染が拡大するおそれがある。(c)AFP
エイズ・コンソーシアム(AIDS Consortium)や南部アフリカHIV臨床医協会(Southern African HIV Clinicians Society)など複数の団体は声明を発表し、「FIFAはこれまで、関係団体によるHIVや健康に関する情報発信を許可していないし、スタジアムやイベント会場でコンドームを配ることについても、書面では確認していない」と指摘し、FIFAには地元団体と協力してHIVの感染拡大に取り組む「道徳的責任」があると主張した。
南アフリカでは人口約4800万人のうち570万人がHIVに感染しており、11日に開幕するW杯期間中にさらに感染が拡大するおそれがある。(c)AFP