医師の過失で子ども150人がHIV感染、ウズベキスタン
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【3月23日 AFP】中央アジア・ウズベキスタンで、2007年から08年の間に医師らの過失が原因で東部の子どもたち約150人がエイズウイルス(HIV)に感染していたと、同国のニュースウェブサイト「フェルガナ(Ferghana)」が22日、報じた。
フェルガナが国営テレビのドキュメンタリー番組の内容として伝えたところによると、2009年1月に完了した調査の結果、医師の職務怠慢により東部ナマンガン(Namangan)州だけで147人の子どもたちがHIVに感染し、うち14人が死亡した。
子どもたちの大量HIV感染が起きた理由は、殺菌処理をしていない注射器やカテーテルの使い回し、殺菌報告書の偽造、関連書類の破棄などだという。
職務怠慢が発覚した事例の数件では、すでに関係者が起訴されており、州内の医療関係者21人に、それぞれ5年から8年の禁固刑判決が言い渡された。
フェルガナが伝えた公式統計によると、貧困に苦しむウズベキスタンで2009年までに確認されたHIV感染者は、約1万3000人にのぼる。(c)AFP
フェルガナが国営テレビのドキュメンタリー番組の内容として伝えたところによると、2009年1月に完了した調査の結果、医師の職務怠慢により東部ナマンガン(Namangan)州だけで147人の子どもたちがHIVに感染し、うち14人が死亡した。
子どもたちの大量HIV感染が起きた理由は、殺菌処理をしていない注射器やカテーテルの使い回し、殺菌報告書の偽造、関連書類の破棄などだという。
職務怠慢が発覚した事例の数件では、すでに関係者が起訴されており、州内の医療関係者21人に、それぞれ5年から8年の禁固刑判決が言い渡された。
フェルガナが伝えた公式統計によると、貧困に苦しむウズベキスタンで2009年までに確認されたHIV感染者は、約1万3000人にのぼる。(c)AFP