多発性硬化症患者の歩行困難を和らげる新薬、米で認可
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【1月26日 AFP】米食品医薬品局(Food and Drug Administration、FDA)は23日、多発性硬化症(MS)患者の歩行困難を和らげることができる新薬「Ampyra」を認可したと発表した。
臨床試験において、新薬を投与された患者では、プラシーボ(偽薬)を処方された患者よりも歩行が速くなることが証明されたという。FDAによると、歩行障害は、MS患者が抱える最大の問題の1つ。「Ampyra」は、MS患者の歩行を向上させる目的の薬としては、初めてFDAに認可された。
MSは慢性病で、脳や脊髄(せきずい)、視神経に障害をもたらすことが多い。世界中に約250万人の患者がいるという。(c)AFP
臨床試験において、新薬を投与された患者では、プラシーボ(偽薬)を処方された患者よりも歩行が速くなることが証明されたという。FDAによると、歩行障害は、MS患者が抱える最大の問題の1つ。「Ampyra」は、MS患者の歩行を向上させる目的の薬としては、初めてFDAに認可された。
MSは慢性病で、脳や脊髄(せきずい)、視神経に障害をもたらすことが多い。世界中に約250万人の患者がいるという。(c)AFP