【11月26日 AFP】カナダで、英グラクソ・スミスクライン(GlaxoSmithKlineGSK)製の新型インフルエンザA(H1N1)ワクチンの接種後、アレルギー反応の一種である副作用のアナフィラキシーが出たことが明らかになり、厚生労働省は25日、直ちにカナダに調査団を派遣すると発表した。

 国産ワクチンの供給が限られているため、日本政府はGSK製ワクチン3700万人分を発注しており、12月に到着する予定。

 世界保健機関(World Health OrganizationWHO)は24日、カナダで新型ワクチン接種後に、通常の割合を超える深刻なアレルギー反応が確認されたことを明らかにした。カナダ保健当局によると、6人にアナフィラキシーが出たが、その後、全員快方に向かっているという。6人はGSK製ワクチンAprepanrixの同じロットを接種されており、同ロットは回収された。(c)AFP