新型ワクチン「安全性に疑問」、米医療団体が接種差し止め求め提訴
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【10月16日 AFP】米ニューヨーク(New York)の医療関係者らは15日、米当局が進める新型インフルエンザA型(H1N1)の予防ワクチン接種プログラムについて、ワクチンの安全性を確認する臨床試験に問題があるとして中止を求める訴えを起こした。
医療関係者らは、「適切に臨床試験を受けたワクチンは1つもない」と主張。当局はワクチンの有効性と安全性が十分に確認される前に一般市民への予防接種を行うべきではないとして、ワシントンD.C.の連邦地方裁判所に接種の一時差し止めを求めた。
一方、米国立衛生研究所(US National Institutes of Health、NIH)は、ワクチンの臨床試験は8~9月に実施され、その結果、十分な耐容性があり、健康な成人の場合は1回の接種で効果的な免疫反応が得られることが確認されたとしている。(c)AFP
医療関係者らは、「適切に臨床試験を受けたワクチンは1つもない」と主張。当局はワクチンの有効性と安全性が十分に確認される前に一般市民への予防接種を行うべきではないとして、ワシントンD.C.の連邦地方裁判所に接種の一時差し止めを求めた。
一方、米国立衛生研究所(US National Institutes of Health、NIH)は、ワクチンの臨床試験は8~9月に実施され、その結果、十分な耐容性があり、健康な成人の場合は1回の接種で効果的な免疫反応が得られることが確認されたとしている。(c)AFP