15~64歳の約4%が大麻使用、貧困国にも拡大
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【10月16日 AFP】世界の15~64歳の約4%が大麻を使用しているとの研究結果が、16日の英医学専門誌「ランセット(Lancet)」に発表された。
オーストラリアのウェイン・ホール(Wayne Hall)教授らが行った大麻の使用と影響に関する研究は、国連薬物犯罪事務所(United Nations Office on Drugs and Crime、UNODC)の2006年の統計を引用。15~64歳の3.9%に当たる1億6600万人が大麻を使用していると指摘した。
使用者は主に米、豪、ニュージーランド、欧州などの富裕国の若年層だが、富裕国以外の国でも世界的に広まりつつあるという。
研究は、大麻が健康に与える影響について、酒類やたばこ、他の違法薬物よりは軽いかもしれないとしつつ、10代の若者が定期的に摂取すると、依存症、自動車事故、呼吸不全、心血管障害、精神病エピソード、学習障害などの健康被害をもたらすと警告している。(c)AFP
オーストラリアのウェイン・ホール(Wayne Hall)教授らが行った大麻の使用と影響に関する研究は、国連薬物犯罪事務所(United Nations Office on Drugs and Crime、UNODC)の2006年の統計を引用。15~64歳の3.9%に当たる1億6600万人が大麻を使用していると指摘した。
使用者は主に米、豪、ニュージーランド、欧州などの富裕国の若年層だが、富裕国以外の国でも世界的に広まりつつあるという。
研究は、大麻が健康に与える影響について、酒類やたばこ、他の違法薬物よりは軽いかもしれないとしつつ、10代の若者が定期的に摂取すると、依存症、自動車事故、呼吸不全、心血管障害、精神病エピソード、学習障害などの健康被害をもたらすと警告している。(c)AFP