新型インフルワクチン不足に懸念、WHO
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【9月19日 AFP】インフルエンザA(H1N1)による死亡者が増えているなか中、世界保健機関(World Health Organization、WHO)のマーガレット・チャン(Margaret Chan)事務局長は18日、ワクチンの製造能力は当初見込んでいた水準を下回っており、数量が不足する見通しであることを明らかにした。
5月時点でWHOは、ワクチンを全面生産した場合の1週間の生産量を9430万回分と予測していたが、現在ワクチンを生産している約25社の1週間の生産量は9400万回に達していないという。
WHOは、2010年のワクチン生産量は予測されていた49億回分より相当少なくなるとみている。
WHOによると、4月にメキシコで新型インフルが確認されて以来、18日までに世界で少なくとも3486人の感染者が死亡している。北半球が秋に入るのに合わせ、新型インフルの感染拡大が予想されている。(c)AFP
5月時点でWHOは、ワクチンを全面生産した場合の1週間の生産量を9430万回分と予測していたが、現在ワクチンを生産している約25社の1週間の生産量は9400万回に達していないという。
WHOは、2010年のワクチン生産量は予測されていた49億回分より相当少なくなるとみている。
WHOによると、4月にメキシコで新型インフルが確認されて以来、18日までに世界で少なくとも3486人の感染者が死亡している。北半球が秋に入るのに合わせ、新型インフルの感染拡大が予想されている。(c)AFP