エイズワクチン開発の鍵となる抗体2種を発見、米研究所
このニュースをシェア
【9月4日 AFP】エイズワクチン開発の鍵となる可能性のある強力な抗体2種を新たに発見したとの報告が、3日発行の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。
これらの抗体はHIVに感染した人のうち、ごくわずかな人の体内に自然に作られるもので、現在世界中にまん延している多種のウイルスを高い確率で中和することができる。
研究を行った米カリフォルニア(California)州の国際エイズワクチン推進構想( International AIDS Vaccine Initiative)中和抗体センター(Neutralizing Antibody Center)は、体に刺激を与えることで、このような「広範に中和できる」抗体をHIVに感染する前に体内に作ることができれば、効果的なワクチンの製造につながると確信している。
このような抗体が発見されたのは10年以上ぶり。また、新たなHIV感染の95%が発生している途上国のドナーから発見されたのは初めて。(c)AFP
これらの抗体はHIVに感染した人のうち、ごくわずかな人の体内に自然に作られるもので、現在世界中にまん延している多種のウイルスを高い確率で中和することができる。
研究を行った米カリフォルニア(California)州の国際エイズワクチン推進構想( International AIDS Vaccine Initiative)中和抗体センター(Neutralizing Antibody Center)は、体に刺激を与えることで、このような「広範に中和できる」抗体をHIVに感染する前に体内に作ることができれば、効果的なワクチンの製造につながると確信している。
このような抗体が発見されたのは10年以上ぶり。また、新たなHIV感染の95%が発生している途上国のドナーから発見されたのは初めて。(c)AFP