米国の深刻な肥満事情、医療費1500億ドルが肥満治療に
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【8月21日 AFP】米成人の3分の2、子どもの5分の1が過体重、もしくは肥満状態にあるとする調査結果が前月末、米疾病対策センター(US Centers for Disease Control and Prevention、CDC)が主催する肥満問題に関する会議「Weight of the Nation」で発表された。こうした人びとは、心臓病、がん、脳卒中、糖尿病などの慢性疾患リスクにさらされているという。
会議に出席したキャスリーン・セベリウス(Kathleen Sebelius)厚生長官は、米国では予防可能な肥満の治療に約1500億ドル(約14兆円)もの医療費が費やさていると指摘。これはがん治療に費やされた医療費の倍額に上るという。(c)AFP
会議に出席したキャスリーン・セベリウス(Kathleen Sebelius)厚生長官は、米国では予防可能な肥満の治療に約1500億ドル(約14兆円)もの医療費が費やさていると指摘。これはがん治療に費やされた医療費の倍額に上るという。(c)AFP