中国鉛中毒問題、基準値超す児童851人に 170人以上が入院
このニュースをシェア
【8月20日 AFP】中国・陝西(Shaanxi)省宝鶏市鳳翔(Fengxiang)県の鉛精錬工場が原因とみられる児童の鉛中毒問題で、国営新華社(Xinhua)通信は18日、血液から基準値を超す鉛が検出された児童の数が851人に増加したと伝えた。
同県長青(Changqing)村の児童1016人が検査を受け、851人の血液から基準値を上回る鉛が検出された。そのうち、170人以上が入院措置となっている。これまで、基準値を上回る鉛が検出された児童は615人とされていた。
同県の住民らは17日、工場に押しかけ、トラックを破壊するなどして抗議した。同工場は閉鎖が命じられている。
検査を受けた児童からは、血液1リットルあたり100-500ミリグラムの鉛が検出されている。通常は0-100グラムの間とされ、200ミリグラムを超えると危険な状態とされている。鉛中毒は児童の方がより危険で、神経系に害を及ぼす危険性がある。(c)AFP
同県長青(Changqing)村の児童1016人が検査を受け、851人の血液から基準値を上回る鉛が検出された。そのうち、170人以上が入院措置となっている。これまで、基準値を上回る鉛が検出された児童は615人とされていた。
同県の住民らは17日、工場に押しかけ、トラックを破壊するなどして抗議した。同工場は閉鎖が命じられている。
検査を受けた児童からは、血液1リットルあたり100-500ミリグラムの鉛が検出されている。通常は0-100グラムの間とされ、200ミリグラムを超えると危険な状態とされている。鉛中毒は児童の方がより危険で、神経系に害を及ぼす危険性がある。(c)AFP