【7月24日 AFP】英国東部ノリッジ（Norwich）のイーストアングリア大学（University of East Anglia）と市内の医療機関が、チョコレートを1年間、食べ続ける実験に協力してくれる女性40人を募集している。

　イーストアングリア大らによる合同医学研究チームによる、チョコレートは心臓疾患リスクを下げるとの仮説を実証する実験を計画。実験台となる女性の大多数は、実験専用の特製チョコレートバーを毎日2本、1年間食べ続け、その間、心臓の健康テストを受ける。残りのグループは、通常のチョコレートを同様に1年間食べてもらい、プラシーボ（偽薬）効果をチェックする。ちなみに、実験で用いるチョコレートはベルギー製だという。

　参加条件は、75歳以下の更年期の女性で、2型糖尿病を発症していること。
　
　研究チームは、実験が成功すれば、心臓疾患リスク軽減の新たな開発に向けた第一歩となると期待している。(c)AFP