【7月19日 AFP】ベルギーのフランドル地方最大の自営業者の組合UNIZOのウェブサイトに新型インフルエンザA(H1N1)予防のため握手を控えるべきだとの情報が掲載された。

 インフルエンザ対策のコーナーで、「従業員が多くの人と接触する場合でも、握手をしないようにすれば感染の危険を減らせるはずです。石けんでひんぱんに手を洗うようにしましょう」と書かれている。

 UNIZOのKarel Van Eetvelt委員長はフランス語テレビ局RTBFで、「感染の危険は減るはずだ。握手だけがあいさつではない。ぜひ握手をしないようにしよう」と述べた。

 しかし、ベルギーでは新型インフルエンザの感染者は比較的少なく、政府でインフルエンザ対策を担当するDaniel Reynders医師は、握手をしないというのはあまり意味がない対応だと述べた。(c)AFP