【7月11日 AFP】酒の製造・販売が禁止されているインド唯一の「禁酒州」西部グジャラート(Gujarat)州で、4日に開かれたあるパーティーで低品質の自家製の酒を飲んだ人々が体調不良を訴え、警察当局によると10日までに107人が死亡した。現在もアーメダバード(Ahmedabad)の病院で194人が手当を受けているという。

 安価で質の悪い密造酒で命を落とすケースは、インドでは過去にも多発しており、前年は南部で同じ密造酒を飲んだ170人が死亡する事件が起きている。

 インドのPTI(Press Trust of India)通信によると、最近の取り締まりで、酒類密造者800人以上が逮捕されている。(c)AFP