【5月19日 AFP】新型インフルエンザ「インフルエンザA(H1N1)」の感染拡大予防措置として、大阪、兵庫両府県内では18日、前日の倍となる4043校の学校や幼稚園が休校を決めた。文部科学省が明らかにした。

 日本の国内感染者は18日時点で、世界で4番目に多い163人に達した。国内での新型インフルエンザによる死者の報告はない。

 国内での感染が初めて確認された神戸市や大阪府では、2つの学校を通じて急速に感染が拡大した。専門家によると、ウイルスはすぐに東京などほかの地域にも広がるおそれがあるという。(c)AFP