【5月7日 AFP】以下は7日現在の新型インフルエンザ「インフルエンザA型(H1N1)」に関する各国の最新状況。

- 世界保健機関(WHO)の発表によると、新型インフルエンザ「インフルエンザA型(H1N1)」の感染がこれまでに確認されたのは23か国、1893人。死者は31人で、うち29人がメキシコでの死者。以下、WHOによる6日時点の把握状況。

- 死者

メキシコ 29人(同政府は現在42人と発表)
米国 2人

- 感染確認件数(死者を含む)

メキシコ 942人(同政府は1070人と発表)
米国 642人
カナダ 165人(同政府は201人と発表)
スペイン 73人(同政府は81人と発表)
英国 28人
ドイツ 9人
ニュージーランド 5人(同政府は6人と発表)
イタリア 5人
フランス 5人(同政府は7人と発表)
イスラエル 4人(同政府は7人と発表)
エルサルバドル 2人
韓国 2人(同政府は3人と発表)

以下1人の国・地域
オーストリア、コロンビア、コスタリカ(同政府は8人と発表)、デンマーク、グアテマラ、香港、アイルランド、オランダ、ポルトガル、スウェーデン、スイス

ポーランド政府、感染者1人と発表

- 豚肉の全面または一部禁輸措置を導入した国

バーレーン、ベラルーシ、チャド、中国、クロアチア、エクアドル、ガボン、インドネシア、カザフスタン、マケドニア、モンテネグロ、レバノン、ロシア、セルビア、韓国、タイ、ウクライナ、アラブ首長国連邦(UAE)。

- エジプトは国内で飼育されている豚の全頭殺処理を発令。

- メキシコとの渡航制限を導入した国

キューバはメキシコとの往復全便を禁止。
アルゼンチン、中国、ペルーがメキシコからの乗り入れを禁止。

WHOではいかなる渡航制限や国境封鎖も奨励していない。(c)AFP