【5月5日 AFP】厚生労働省は5日未明、ロサンゼルス(Los Angeles)発の旅客機で4日午後に成田国際空港(Narita International Airport)に到着した40代の日本人女性は新型インフルエンザに感染していないことが判明したと発表した。

 この女性はインフルエンザの症状が見られ、機内での簡易検査で新型インフルエンザと同じA型のインフルエンザの陽性反応が出たため、国立感染症研究所で遺伝子検査が行われた。しかし結果は季節性のAソ連型だったという。

 日本政府は4日、大型連休を海外で過ごした人たちの帰国ラッシュが始る5日から、成田空港の検疫官を3倍に増員すると発表するなど、新型インフルエンザウイルスの侵入を防ぐ水際作戦を強化している。(c)AFP

【参考】厚生労働省のホームページ