【5月3日 AFP】カナダ食品検査局(Canadian Food Inspection AgencyCFIA)は2日、同国アルバータ(Alberta)州で新型インフルエンザ「インフルエンザA型(H1N1)」に感染したブタの群れを確認し、隔離したと発表した。

 CFIAは最近メキシコから帰ったカナダ人からブタに感染したとみている。また、このウイルスをより詳しく調べるためさらに検査する必要があると述べるとともに、カナダ産豚肉は安全だと強調した。

 新型インフルエンザの発生を受けて世界各地で豚肉をボイコットする動きが起きているが、世界保健機関(World Health OrganizationWHO)、国連食糧農業機関(Food and Agriculture OrganizationFAO)、世界貿易機関(World Trade OrganizationWTO)、国際獣疫事務局(World Organisation for Animal HealthOIE)の4機関は2日、ブタおよび豚肉製品の輸入制限をしないよう求める共同声明を発表した。(c)AFP

【参考】厚生労働省のホームページ