【5月1日 AFP】以下は、新型インフルエンザ「インフルエンザA型(H1N1)」に関する、1日現在での各国最新状況の概観。

- メキシコ、感染拡大の防止対策として1日から5日間、すべての公的業務、経済・商業活動を停止。同国における、これまでの新型インフルエンザの感染者数は312人。死亡者は12人。

- 米州開発銀行(Inter-American Development BankIDB)、メキシコ政府に対する3兆ドル(約300兆円)の新型インフルエンザ支援を承認。

- 米保健当局、米国内の感染者数を、15州で118人と発表。

- 各国政府の公式発表による感染者数

メキシコ  312人
米国 118人
カナダ  34人
スペイン  13人
英国   8人
ドイツ   5人
ニュージーランド 4人
イスラエル   2人
コスタリカ   2人
オーストリア   1人
オランダ   1人
スイス   1人
香港 1人
デンマーク 1人

- 世界保健機関(World Health OrganisationWHO)発表の感染者数

カナダ  34人
スペイン  13人
英国   8人
ドイツ   3人
ニュージーランド 3人
イスラエル   2人
オーストリア   1人
オランダ   1人
スイス   1人

- WHO、新型インフルエンザの感染状況は安定しており、警戒水準引き上げの必要はないとの見解を発表。

- WHO、これから冬季に向かう南半球における新型インフルエンザの感染状況を注視する必要性を、各国に呼び掛け。

- メキシコ、同国産豚肉の禁輸措置を導入した国に対し、理由開示を求めて世界貿易機関(World Trade Organization、WTO)に提訴する方針。

- WHO、新型インフルエンザの呼称を「豚インフルエンザ」から「インフルエンザA型(H1N1)」に変更。
(c)AFP

【参考】厚生労働省のホームページ