【4月30日 AFP】新型インフルエンザに関する各国の最新状況を概観する。

・メキシコ 
 今回の新型インフルエンザ発生の震源地メキシコでは、同インフルエンザによるものとみられる死者が84人、うち8人に関してはインフルエンザが原因と特定された。同政府によると、99人の感染が確認されている。

・米国
 米国では29日、新型インフルエンザによる初めての死者が確認され、メキシコに次いで2番目に死者の出た国となった。米疾病対策センター(Centers for Disease Control and PreventionCDC)によると、米国で確認されている感染者数は65人から91人へと急増し、計10州に広がっている。

・WHO発表
 世界保健機関(World Health OrganizationWHO)による各国の感染者数は以下の通り。

米国 91人
メキシコ 26人
カナダ 13人
ドイツ 3人
英国 5人
イスラエル 2人
ニュージーランド 3人
スペイン 4人
オーストリア 1人

・以下の国もそれぞれ確認された感染者数を発表している。
コスタリカ 1人
ペルー 1人
スイス 1人

・感染が疑わしい症例数
アルゼンチン 3人
チリ 24人
コロンビア 42人
クロアチア 1人
デンマーク 5人
フィンランド 1人
フランス 2人
香港 2人
アイルランド 3人
イタリア 20人
オランダ 数人
ポーランド 2人
ポルトガル 1人
南アフリカ 2人
韓国 5人
スウェーデン 5人

・ブタ肉を全面的または部分的に禁輸した国
バーレーン、ベラルーシ、中国、クロアチア、エクアドル、ガボン、インドネシア、カザフスタン、マケドニア、モンテネグロ、モンテネグロ、フィリピン、レバノン、ロシア、セルビア、韓国、タイ、ウクライナ、アラブ首相国連邦(UAE)

(c)AFP