【2月9日 AFP】インド・ニューデリー(New Delhi)で4日、女性の顔の片側からサッカーボール大の耳下腺腫瘍(しゅよう)を取り除く手術が行われ、無事成功した。腫瘍は、でき始めてから25年がたっていたという。

 手術を受けたLakhmani Deviさん(67)の執刀医らによると、腫瘍は約2キロほどの重さがあり、人間から摘出された腫瘍としては世界最大の可能性があるという。

 医師は、「この患者は、地元の村の医師から腫瘍を取れば死んでしまうと言われていたため、20年以上も我慢してきた。現在は食欲もあり、まもなく完全に回復するはずだ」と語っている。(c)AFP