【12月24日 AFP】化学物質メラミンに汚染された粉ミルクによって、中国全土で6人が死亡、約30万人に健康被害が出た事件で、粉ミルクの製造・販売元の1つである同国乳業大手、三鹿集団(Sanlu Group)が破産を宣言した。同社の株主であるニュージーランドの乳業大手フォンテラ(Fonterra)が24日、明らかにした。

 フォンテラによると、三鹿集団は河北(Hebei)省石家荘(Shijiazhuang)の裁判所から破産命令を受けたという。(c)AFP