コレラ感染が深刻化するジンバブエ、大統領が突如コレラ根絶宣言
このニュースをシェア
【12月11日 AFP】コレラ感染が深刻化しているジンバブエで11日、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領は、同国におけるコレラは根絶されたと宣言した。
ムガベ大統領は、国内向けのテレビ放送のなかで、「喜ばしい報告がある。世界保健機関(World Health Organization、WHO)などの支援により、わが国の医師らは、コレラを完全に封じ込めた」と語った。
また、英国のゴードン・ブラウン(Gordon Brown)首相や、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領らが辞任を要求していることを非難。「コレラが流行していたから軍事介入を検討していたのだろうが、コレラはもう存在しないし、戦争の恐れもない」と述べ、要求には断固として応じない姿勢を強調した。
特にかつての宗主国である英国のブラウン首相に対しては、「狂牛病が発生したから、英国は戦争の危機にあり、介入しなければならないといえるのか。ブラウン首相の頭はどうかしている。医師に見てもらうべきだ」と厳しく反論した。
一方、国連(UN)が同日発表した数字によると、ジンバブエのコレラ死者数は783人に増加。さらに、1万6403人にコレラ感染が疑われており、依然として同国ではコレラ感染の拡大が懸念されている。(c)AFP
ムガベ大統領は、国内向けのテレビ放送のなかで、「喜ばしい報告がある。世界保健機関(World Health Organization、WHO)などの支援により、わが国の医師らは、コレラを完全に封じ込めた」と語った。
また、英国のゴードン・ブラウン(Gordon Brown)首相や、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領らが辞任を要求していることを非難。「コレラが流行していたから軍事介入を検討していたのだろうが、コレラはもう存在しないし、戦争の恐れもない」と述べ、要求には断固として応じない姿勢を強調した。
特にかつての宗主国である英国のブラウン首相に対しては、「狂牛病が発生したから、英国は戦争の危機にあり、介入しなければならないといえるのか。ブラウン首相の頭はどうかしている。医師に見てもらうべきだ」と厳しく反論した。
一方、国連(UN)が同日発表した数字によると、ジンバブエのコレラ死者数は783人に増加。さらに、1万6403人にコレラ感染が疑われており、依然として同国ではコレラ感染の拡大が懸念されている。(c)AFP