【11月26日 AFP】中国の北京(Beijing)市公衆衛生当局は、エイズ(AIDS)ウイルス(HIV)感染経路で、同市では性行為を通じた感染が55%と、初めて麻薬中毒者の静脈注射による感染を上回ったにもかかわらず、性産業従事者9万人のうち、コンドームを使用しているのはわずか47%に過ぎないとの調査結果を発表した。25日、国営新華社(Xinhua)通信が報じた。

 北京市では、宿泊施設や行楽施設など2万2000か所でコンドームを無料配布しているほか、興行施設にコンドームの自動販売機3000台近くを設置している。(c)AFP