【11月27日 AFP】バングラデシュとの国境に近いインド北東部で、蚊を媒介とする感染症マラリアが流行しており、国境警備隊員の間でも感染が広がっている。

 地元メディアによると、これまでにマラリアに感染した隊員は9000人近くに上り、前年は8人、今年に入ってからは12人の隊員が死亡している。特にトリプラ(Tripura)州での感染が深刻で、同州だけで6840人の感染例が報告されている。

 感染対策として、国境警備隊は同地域に派遣される隊員に、巡回中の蚊除けのフェースマスクと手袋の着用と虫除けクリームの携帯を、前年から義務付けている。(c)AFP