WHO「エイズによる死者は2012年をピークに減少」
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【10月28日 AFP】世界保健機関(World Health Organization、WHO)は27日、HIV/AIDSによる死者数が今後5年で過去最高となるとの見通しを示す一方で、先に発表した予想死者数を下方修正した。
WHOコーディネーターのColin Mathers氏は「(HIV/AIDSによる)死者は今後数年間増加するが、2030年までには現在の水準より減少するだろう」と述べた。
最新の予測では、08年の死者数は220万人、ピークの12年には240万人、30年には120万人に減少する。
これまでWHOは、HIV/AIDSによる死者数について、抗レトロウイルス薬が12年までに人口の8割に届くと仮定し、02年の280万人から2030年には650万人にまで増加するとしていた。
しかし、前年に国連(UN)が発表したエイズ患者数の推定が激減したことから、WHOは死者数予測を見直したとしている。(c)AFP
WHOコーディネーターのColin Mathers氏は「(HIV/AIDSによる)死者は今後数年間増加するが、2030年までには現在の水準より減少するだろう」と述べた。
最新の予測では、08年の死者数は220万人、ピークの12年には240万人、30年には120万人に減少する。
これまでWHOは、HIV/AIDSによる死者数について、抗レトロウイルス薬が12年までに人口の8割に届くと仮定し、02年の280万人から2030年には650万人にまで増加するとしていた。
しかし、前年に国連(UN)が発表したエイズ患者数の推定が激減したことから、WHOは死者数予測を見直したとしている。(c)AFP