【9月19日 AFP】英保健省は17日、飲んで大騒ぎをするという悪名高い同国の飲酒文化を改善する策として、酒癖の悪い人を9種類に分類した周知キャンペーンを開始すると発表した。

 英国では毎年、アルコールによる病気や事故で年間27億ポンド(約5130億円)が国民健康サービス(National Health ServiceNHS)から支払われている。飲酒事件・事故に関連する警察の出費も相当額にのぼるとみられる。

 英保健省は、同キャンペーンをまず北西部で展開し、「楽しい夜遊びとは、お酒をたくさん飲むこと」とする考え方を変革していきたいとしている。その一方で、アルコールにポジティブなイメージを抱いている人は多く、お酒をたくさん飲む人ほどその傾向が強いため、同省は「困難な作業になる」ことを覚悟している。

 以下が、同省が分類した酒癖の悪い人の9つのタイプ。

-- ストレス解消型:忙しかった1日の終わりに、気分を鎮めるために飲む人。中産階級の男女に多い。

-- 共同体型:何かに属したいという気持ちから飲む人。大人数で飲む。下層中産階級の男女に多い。

-- 快楽主義型:刺激を求め、自制を失いたいと願う人。成人した子どもを抱えた、自己顕示欲が強い離婚者に多い。

-- マッチョ型:余暇の大半をパブで過ごす人。あらゆる年代の男性に多い。

-- 旧交温め型:友人と連絡を取り合う手段として飲む人。

-- 体制順応型:組織の一員になりたいという気持ちから飲む人。45-59歳の事務職または肉体労働の男性に多い。

-- 退屈型:退屈しのぎに飲む人。

-- うつ型:癒しを求め、安全を感じたいと思って飲む人。性別、年齢、社会経済的立場を問わずみられる。

-- 別宅型:パブを「もう一つの家」と見なす人。昼夜、平日、週末を問わず定期的に訪れる。即座に飲み干す傾向がみられる。 (c)AFP