【9月17日 AFP】80歳代で毎日1時間以上歩く人はそうでない人に比べて死亡する重大疾患にかかる確率が低いという研究結果が17日発行の雑誌に掲載された。

 山間部に住むイタリア人248人(平均年齢85.9歳)を対象に調査した結果、24か月の調査期間中、対象者の12%が死亡したが、毎日1時間以下しか歩かないグループの死亡率はこの3倍となった。

「歩く」層はうつ、認知障害、心臓疾患、骨関節炎、高血圧を発症する率も低かった。

 オランダの出版社エルゼビア(Elsevier)の医学誌Preventive Medicine(予防医療)に掲載された。(c)AFP