北京市当局、市内ホテルに無料コンドーム設置
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【8月16日 AFP】五輪開催中の中国・北京(Beijing)市の衛生当局が、安全なセックスの啓発とエイズ予防に向け、市内の400件以上のホテルで40万個以上のコンドームを無料配布しているという。
国営新華社通信(Xinhua)が15日報じたところによると、コンドームは市内の3つ星以上のホテルの客室に置かれたという。
北京市衛生局によると、北京五輪のボランティア数千人は、エイズ予防に関し研修を受けている。またエイズ予防に関する冊子25万部も無料で配布されているという。
中国衛生省、世界保健機関(World Health Organization、WHO)、国連(UN)による最新の合同調査では、2007年末時点で中国のHIV陽性者数は70万人だった。ただしAIDS問題の活動家らは、実際はこの10倍に上る恐れもあると指摘している。
中国では1990年代、違法な献血センターで汚染された血液を輸血された数千人がHIVウイルスに感染したが、現在は同性愛者や性産業で働く人々に対する懸念が高まっている。(c)AFP
国営新華社通信(Xinhua)が15日報じたところによると、コンドームは市内の3つ星以上のホテルの客室に置かれたという。
北京市衛生局によると、北京五輪のボランティア数千人は、エイズ予防に関し研修を受けている。またエイズ予防に関する冊子25万部も無料で配布されているという。
中国衛生省、世界保健機関(World Health Organization、WHO)、国連(UN)による最新の合同調査では、2007年末時点で中国のHIV陽性者数は70万人だった。ただしAIDS問題の活動家らは、実際はこの10倍に上る恐れもあると指摘している。
中国では1990年代、違法な献血センターで汚染された血液を輸血された数千人がHIVウイルスに感染したが、現在は同性愛者や性産業で働く人々に対する懸念が高まっている。(c)AFP