白血病などの新薬開発に貢献か、白血球のタンパク質受容体を画像化 豪研究者
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【8月12日 AFP】オーストラリア・メルボルン(Melbourne)の研究機関St Vincent's Instituteの研究員らが11日、白血病やぜんそく、関節リウマチの治療薬開発に重要な役割をもつと考えられている、血液細胞の構造を解明したことを明らかにした。
研究者らは、白血球のタンパク質受容体の3次元画像を史上初めて製作したという。
同機関のMichael Parker教授は、白血病などある特定の病気はこの受容体に異常が発生することで起こるとし、異常が発生した場合、白血球や細胞が制御できないほど増殖、つまりがんや白血病になると語った。
同教授は、今回の研究によって受容体の正確な形状や働きが明らかにされたことで、白血病の新薬開発が進展するとしている。(c)AFP
研究者らは、白血球のタンパク質受容体の3次元画像を史上初めて製作したという。
同機関のMichael Parker教授は、白血病などある特定の病気はこの受容体に異常が発生することで起こるとし、異常が発生した場合、白血球や細胞が制御できないほど増殖、つまりがんや白血病になると語った。
同教授は、今回の研究によって受容体の正確な形状や働きが明らかにされたことで、白血病の新薬開発が進展するとしている。(c)AFP