結核薬がHIV治療薬の効果を損なう、ケープタウン大研究
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【8月4日 AFP】結核の治療薬はアフリカで広く使用されているHIV治療薬の効果を妨げる、との研究結果が3日発表された。
南アフリカ・ケープタウン大学(University of Cape Town)のチームが行った研究で、結核菌治療薬「リファンピシン」が、抗エイズ薬「ネビラピン」の血中濃度を薄めてしまうことが明らかになった。原因は分かっていない。「ネビラピン」は安価なため、エイズが蔓延するアフリカの貧困国で広く使用されている。
世界のHIV感染者数は推計3300万人だが、うち3分の2がサハラ以南のアフリカ諸国に在住する。
研究の詳細は6日の米医学誌「Journal of the American Medical Association(JAMA)」に掲載される。(c)AFP
南アフリカ・ケープタウン大学(University of Cape Town)のチームが行った研究で、結核菌治療薬「リファンピシン」が、抗エイズ薬「ネビラピン」の血中濃度を薄めてしまうことが明らかになった。原因は分かっていない。「ネビラピン」は安価なため、エイズが蔓延するアフリカの貧困国で広く使用されている。
世界のHIV感染者数は推計3300万人だが、うち3分の2がサハラ以南のアフリカ諸国に在住する。
研究の詳細は6日の米医学誌「Journal of the American Medical Association(JAMA)」に掲載される。(c)AFP