【7月24日 AFP】米ソフトウエア大手マイクロソフト(Microsoft)共同創始者のビル・ゲイツ(Bill Gates)氏と、ニューヨーク(New York)市のマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)市長が23日、世界的な禁煙キャンペーンに合計5億ドル(約540億円)を投じると発表した。

 会見によると、ゲイツ氏は1億2500ドル(134億円)を、ブルームバーグ氏は2億5000万ドル(270億円)を、それそれ支出する。ブルームバーグ氏は2005年にも1億2500ドルを提供しており、今回は追加拠出となる。。

 ゲイツ氏は「われわれの目的はブルームバーグ氏の(禁煙)キャンペーンを支援し、補佐することだ」と述べた。

 キャンペーンでは、たばこ税の引き上げ、喫煙に対する社会的イメージの低下、受動喫煙からの非喫煙者の保護、喫煙者に対する禁煙支援などを行う。

 世界長者番付でともに上位を占める2氏は、長年にわたり収入の一部を慈善事業に寄付している。(c)AFP