【7月14日 AFP】サウジアラビアのリヤド(Riyadh)の病院で12日、モロッコ出身の結合体双生児の姉妹の分離手術が行われ成功した。2人は生まれて以来、胸部や胃部分などが結合、腎臓と消化器を共有していた。

 国営サウジ通信(SPA)によると、Safaちゃん、Marwaちゃんの手術はKing Abdul Aziz Medical City病院で行われた。姉妹は4月4日、両親に付き添われこの病院に入院していた。滞在費や医療費は同国のアブドラ国王(King Abdullah)が提供する。

 同病院で成功した同様の分離手術は19件目で、大半は王室が費用をまかなっている。9月にはイラク人の双生児の手術も予定されている。(c)AFP