健康被害の血液凝固阻止剤に中国製原料、米FDA
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【3月7日 AFP】米食品医薬品局(Food and Drug Administration、FDA)は6日、何らかの汚染物質が含まれ、19人の死因に関連があるとして回収された血液凝固阻止剤ヘパリン(heparin)に、中国製の原料が含まれていたと発表した。
回収されたヘパリンをMRI(磁気共鳴映像法)検査にかけた結果、有効成分の最大20%に正体不明の汚染物質が含まれていることがわかった。
FDAによると、汚染物質が19人の死因や、アレルギー反応などの健康被害の原因かどうかはまだ不明だが、被害が発生したヘパリンはすべて中国産の原料を含んだものだったという。一方で、汚染が偶発的か故意に行われたかは現時点ではわからないともしている。
FDAは前月11日、販売元の米製薬会社バクスターインターナショナル(Baxter International)がヘパリンの一部を回収したと発表。同社は28日に、製造中のほぼすべてのヘパリンに回収対象を拡大していた。(c)AFP
回収されたヘパリンをMRI(磁気共鳴映像法)検査にかけた結果、有効成分の最大20%に正体不明の汚染物質が含まれていることがわかった。
FDAによると、汚染物質が19人の死因や、アレルギー反応などの健康被害の原因かどうかはまだ不明だが、被害が発生したヘパリンはすべて中国産の原料を含んだものだったという。一方で、汚染が偶発的か故意に行われたかは現時点ではわからないともしている。
FDAは前月11日、販売元の米製薬会社バクスターインターナショナル(Baxter International)がヘパリンの一部を回収したと発表。同社は28日に、製造中のほぼすべてのヘパリンに回収対象を拡大していた。(c)AFP