朝食をとる子は太りにくい、米ミネソタ大研究
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【3月4日 AFP】朝食をしっかりとる子は、とらない子よりも太りにくい―米ミネソタ大学(University of Minnesota)のこうした研究結果が、3日の米小児科学誌ペディアトリクス(Pediatrics)に発表された。
同大学の「Project EAT(Eating Among Teens)」プロジェクトは、10代の子ども2200人以上の食生活と栄養を5年間にわたり追跡調査した。その結果、朝食を毎日とる子どもでは、とらない子どもよりも1日あたりのカロリー、炭水化物、食物繊維の消費量が多く、体重も後者より軽く、肥満のリスクが低いことがわかった。
プロジェクトを主導したマーク・ペレイラ(Mark Pereira)博士(疫学、地域医療)は、「朝食を抜く子は肥満になりやすいという通説が立証された」と語っている。
米NPO団体「Trust for America’s Health」の2007年度年次報告書「F as in Fat」によると、10代の肥満児は過去20年間で3倍に増えた。2005年の統計では、10代の少年の16%、10代の少女の10%が肥満だという。(c)AFP
同大学の「Project EAT(Eating Among Teens)」プロジェクトは、10代の子ども2200人以上の食生活と栄養を5年間にわたり追跡調査した。その結果、朝食を毎日とる子どもでは、とらない子どもよりも1日あたりのカロリー、炭水化物、食物繊維の消費量が多く、体重も後者より軽く、肥満のリスクが低いことがわかった。
プロジェクトを主導したマーク・ペレイラ(Mark Pereira)博士(疫学、地域医療)は、「朝食を抜く子は肥満になりやすいという通説が立証された」と語っている。
米NPO団体「Trust for America’s Health」の2007年度年次報告書「F as in Fat」によると、10代の肥満児は過去20年間で3倍に増えた。2005年の統計では、10代の少年の16%、10代の少女の10%が肥満だという。(c)AFP