【2月16日 AFP】インドネシア保健省は16日、中ジャワ(Central Java)州ソロ(Solo)の病院で10日に死亡した少年(16)が高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)に感染していたことを確認したと発表した。インドネシアの鳥インフルエンザによる死者は104人目。

 この少年は死亡する前の約1週間、発熱と呼吸困難、せきが続いていた。保健省によると、少年の自宅近くでニワトリが5羽死亡し、この少年が残りのニワトリを処分した後に発症したという。

 これとは別に、現地メディアはジャカルタ(Jakarta)に住む男児(3)が15日、鳥インフルエンザで死亡したと伝えている。この男児は、15日深夜にジャカルタのPersahabatan病院に運ばれたが、翌朝死亡した。男児の死因について、保健省はまだ発表を行っていない。(c)AFP