【2月4日 AFP】「海水浴客は要注意」米フロリダ大学(University of Florida)の研究チームは、長時間ぬれた砂浜に座り続けたり、海で泳いだりすると、胃腸炎を患うリスクが高くなるとの研究結果を発表した。

 同大獣医学部の研究者Tonya Bonilla氏は「研究目的は、砂浜が海水浴客に健康被害を与えるかどうかを確かめることだった。明らかになったことは、ぬれていない砂浜では、健康リスクが増加しないということ」と語る。

 一方、長時間水の中やぬれた砂浜で過ごすと、胃腸炎を患う可能性が高くなると、同氏は説明する。

 研究では、ビーチの砂浜で、鳥のふんなどによる汚染を確認。海岸線や海中には微生物が潜んでおり、海水浴客の足などに付着することもあることが分かった。(c)AFP